*クラウドファンディングの際に、Readyfor様のWEBサイトを通じて投稿した内容を、記録のため再編集し掲載しました。
一部表現が、クラウドファンディング用のままとなっておりますが、ご容赦ください。
*現在、クラウドファンディングによる募集は終了しており、通常の寄付募集のみ行っております。
記念碑建立の趣意書および寄付先はこちら→新潟ドイツ領事館跡記念碑建立
開港150周年を機に
新潟の将来のために尽力したドイツ人領事の記憶を
若い世代に伝えたい!
Guten Tag!! Ich heiße Wada Naoki.
はじめまして!新潟日独協会理事の和田直樹と申します。学生時代にドイツ留学をしたことを縁に、社会人になった今も新潟にいながらドイツと関わることがしたいと思い、新潟日独協会の青年部代表として活動しています。
新潟とドイツ…と言いながら、少し前までは、具体的に新潟にどのような歴史があったのか、どのようなビジネスのつながりがあるのかなど、実はあまり知りませんでした。そうした中、協会会員による歴史研究で、明治初期に若干29歳のドイツ人青年が、当時としては最長の約13年間、異国の地・新潟で領事を務めていたことがわかりました。そして、同世代の一人として、新潟の発展に尽力されたことに感謝の気持ちを抱くようになりました。また、歴史研究を行った会員たちも同じ気持ちでした。
しかしながら、新潟にドイツ領事館があったことや、才気煥発な異国の若い領事が開化の町新潟の将来に思いを馳せ、秘めた力を引き出すべく動いていたことが、新潟市民・県民に知られていなかった事実がありました。新潟とドイツをつなぐ交流活動に取り組む新潟日独協会にとって、また、新潟とドイツの若者同士の交流を進める青年部にとって、この若い領事の功績や領事館の記憶を後世に伝えることで、新潟の発展に貢献できるのではないかと考えるようになりました。
そこで開港150年に合わせて
新潟ドイツ領事館跡に記念碑を建立します。
そのためには500万円が必要です。
どうかご協力いただけないでしょうか?
新潟港のこれからを考える市民・県民、国際交流に携わる方、
新潟に関心を寄せるドイツの方など、
さまざまな方からの浄財で建てたいと考えています。
*記念碑の建立イメージです。
そもそも新潟日独協会とは?
新潟日独協会は、新潟とドイツとの交流促進に向けたさまざまな活動に取り組んでいるドイツ好きの仲間の集まりです。1977年5月26日に、新潟大学医学部の医師を中心に設立し、全国日独協会連合会に参加しています。
当協会の活動は、年次総会やクリスマス例会&パーティー、ドイツの歴史や文化を学ぶ「日独ゼミナール」の開催、新潟ドイツ映画祭・新潟オクトーバーフェスト・各種音楽コンサートへの後援などを行っています。
その中で私は、まだ2015年に発足したばかりの新潟日独協会青年部に所属しています。青年部は、45歳以下の会員で構成されるドイツに強い関心を持つ若者の集まりで、社会人メンバーは、学生時代にドイツ語を学んでいたり、留学や旅行でドイツとの交流があり、ドイツとの文化交流を肌で感じていたいと思っています。また、学生メンバーはドイツ文化を学ぶと同時に、社会人との交流を行っています。
主に新潟市内(または県内)での、ドイツとの交流促進に向けた、さまざまな活動を行っています。ドイツ人への新潟観光案内や若手会員によるドイツ語勉強会の開催、ドイツ大使館パーティーへの参加など、少しずつ活動が広がってきています。
実は、青年部メンバーの主軸がドイツ人領事と同じ29歳
青年部は、現在、大学生から30代半ばまでの社会人が所属しており、特に主軸となるメンバーは、ドイツ人領事が新潟に来港した年齢と同じ29歳です。彼ら、私たちは、社会人として本業がありながら、あるいは結婚・転職という人生の転機を迎えながら、ドイツに向けた強い関心や情熱により、様々な活動に取り組んでいます。
青年部の活動についてはこちら→新潟日独協会青年部
今回①はここまで。
クラウドファンディングのプロジェクト発足にあたり掲載した、ドイツ領事館およびドイツ領事の説明は次回②をお楽しみに!